薬学伝承研究所について

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ビジョン

日本の薬の担い手たちの心を温め、優しい未来をつくる。
Warm heart to create heartful future.

ミッション

人々の命に寄り添う薬の担い手の皆様に、人と自然と薬のつながりを感じて頂き、これまでとは違った視座で薬の有難さと薬を人々に届けることの意味深さを知って頂く。

対象とするお客様

医薬品企業の社員、薬剤師、薬学研究者、薬学生など、”薬の担い手”の皆様

所長・代表からのメッセージ

京都で織物、染め物、有機農業、製材、金属加工など多様なモノづくりの現場を訪問し担い手の方々と交流するうちに、彼らが皆、京都の自然に感謝し自然を愛していること、自然と切り離してはモノづくりが成り立たないことを知りました。私が携わってきた薬づくりも広い意味ではモノづくりなのに、どこかが違う。何が違うのか?
そんなモヤモヤをずっと感じていました。でもある時、本質は同じだと気付きました。ただ、源流が自然物にあることと、そのことへの感謝の気持ちを忘れてしまっているだけではないかと。私たち薬の担い手はもっと自然に感謝し、人々へ薬を届けることの意味深さに向き合うべきではないかと。
こうして私は自身の生業である薬づくりと薬を再定義するようになりました。こんな私のような少し変わった考え方に少しでも共感して頂ける方が居たら、是非一緒に私達の未来を考えませんか。

内橋 伸介(薬剤師・PhD)

プロフィール:
薬学研究科の修士課程を修了後、くすりの街 富山県で製薬メーカーの
研究所に勤務しながら、新薬候補化合物、食品成分、生理物質などの代謝に関する研究を行い工学博士号を取得。別の製薬メーカーへの転職を経て約20年の製薬研究者としてのキャリアを積む。専門は薬物動態学。

先染め綿織物「播州織」の産地で知られる兵庫県西脇市の出身。染工場で働く祖父と過ごした幼少期の原体験から、数年前より播州織の職人さんと交流するように。美しい里山と豊かな水資源に恵まれた地でのモノづくりには職人さんの特別な想いとこだわりがあることを知り、モノづくりの奥深さとその担い手の魅力を広く伝えたいとの想いに至る。そんな役割を担う人材、X-Culture Coordinator(クロスカルチャーコーディネーター)の育成プログラム修了生でもある。

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